取り組んでいること
保育園は出会いの広場
家庭に向けて・一緒に子育てをしましょう
クラス懇談会や個人面談の機会もあります。百聞は一見にしかず、保育参加はわが子だけでなく、クラスの他の子どもたちの様子も知ることができ、園との距離がぐっと近くなります。
保育園には保育士の他に、栄養士、看護師など専門職がいます。病院に行くほどではないけれど心配なこと、また食事の悩みなど、頼りになる存在です。
各園とも、家庭で過ごしている子どもたちに向けた活動が活発です。
親子で保育園体験
おひさまくらぶ(豊川保育園)、みつばちくらぶ(桜田保育園)など、保護者と一緒に園に遊びに来る会はとても人気があります。交流が深まるよう会員制をとっています。
園庭開放
保育園はどんなところかな?庭や砂場の遊具、子どもたちの様子など見られます。お洗濯を終えて、天気が良いと、遊びに来る方が多いようです。
一時保育
家庭の用事や上のお子さんの付添、介護、ご自身の通院などで、一時的に保育が必要な場合、受け入れをしています。利用料や受け入れ時間は各園にご相談ください。
子どもの立場に立つと、理由が呑み込めず、不安から泣いてしまうこともあるでしょう。そのような時は保育士が、その子の好きなことを探したり、戸外に連れて行って気分を変えたりと対応します。家でよく遊んでいるおもちゃを持たせていただくのもよいでしょう。また、園庭開放や保育体験をして、いざというときに備え、親子ともなじみの保育園を作っておくことをお勧めします。
子どもたちの生活から、あそび、自然、なかま、が消えてしまったと言われて久しくなります。私たちは、それらこそ一人ひとりの豊かな育ちを支えるうえで、なくてはならないものとして、園生活で大切にしています。
子どもたちは何でも遊びにしてしまう達人です。何気ない日常も子どもにかかると遊びに変化してしまいます。1歳児でも、絵本『くだもの』に登場するいちごやぶどうをつまむ真似をして「どうぞ」というと、おいしそうに口に運びます。こんなに小さくても、うそっこを楽しめるのですね。
園庭では、今日もユウ君はクマデを何本もTシャツの背中に挿して、ありったけのビール瓶ラックやおままごとのテーブルを積み上げ、もくもくと働いています。いつも船を造ってどこかに出発するのです。「イレテ!オレモ イレテ!」面白そうな遊びに目ざとい子どもたちが、それぞれ勝手にカゴやテーブルをくっつけて、乗り込み、船はどんどん大型船に。一人から始まった遊びが、仲間を得て大きくなってゆきます。大人は子どもたちの遊びがふくらむよう、その中で関係が豊かになるようサポートしてゆきます。
一方、園庭の土山をスクーターで滑り降り、縦横無尽に走り回っている男の子たちは、ヒーローになりきっています。遊びは心の栄養です。
おもちゃや絵本、園庭の遊具も草花も木の実も、遊びがふくらんでいくようにと工夫しています。